【「ZOKU」読了〜】

遅くなったが「ZOKU」の感想を…。まずタイトルの意味、ZOKU−ゾク−って読みで良い。英語表記の集団の名称でその略だが、色んな族だと思えば良い、暴音族、暴振族、暴笑族、暴色族などなどが登場する。
読み始めて、井上ひさしの「ブンとフン」を思い出した。読んだのは随分前なので、内容はほとんど思い出せないが、「ZOKU」と同じようにナンセンス(死語かな?)小説だ。
井上ひさし先生と森博嗣(先生?)を比較するのは、芥川竜之介江戸川乱歩とを比較するようなもんだが…違うような気もする…ようするに比較してはいけないものだ。
でも似ていたような気がする。こんな部分があった「シマウマの縞は縦か?横か?(笑)人間が観察するという立場からは縦だが、シマウマ自身から観察すればそれは明らかに横縞だー。」こんな調子である。「ZOKU」がどんな小説か、お分かり頂けたであろうか?

そう言えば4月になって、森博嗣先生の日記が読めなくなって少し寂しい。毎朝の日課が一つ減ったろうな気分(・_*)\ペチ(;_;)