結城はトボトボと深夜の歩道橋を一人渡っていた。深夜ではあるが季節は真夏、この一週間ほど毎晩熱帯夜が続いていた。単パンにポロシャツ姿で近くのコンビニにビールを買いに行った帰りである。 ふと歩道橋から見下ろすと片側3車線の道路の北側端に車が十数…
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