ICタグをランドセルに

ある小学校が生徒のランドセルにICタグを埋め込み、生徒の登下校時に校門にセットしてセンサーで読み取り、その情報を保護者のケータイにメール送信するサービスを始めるそうだ。

http://www.ktab.go.jp/new/16/0706-2.htm
(まだ実験段階のようです)

要するに生徒が無事学校に着いたらメールが届き、学校を出たらメールでその旨連絡が来るわけだから、あと何分で帰って来るから「おやつの用意をして、お茶でも入れて待っていよう」とか、「近くの公園での井戸端会議を止めて家に戻ろう」とか「今、パチンコが確変中なのでドウしようか」とか考えてそれに合わせて行動できるわけである。もちろん最大のメリットは登下校時の子供の安全なのであるが...。

【確変】
確率変動の略
パチンコの大当たりする確率が変わることです〜詳細は後日

しかし凄い時代になってきましたね。先日、このコラムにも掲載したけど「マイノリティリポート」では眼球のセンサが街中に設置されていて、ある特定の人物が今現在何処にいるかも調べられるという社会環境が表現されていましたがそれに近づきつつある?。

この学校に通う生徒は、下手に道草も出来ませんね。親に言わずに学校の帰りに友達の家に寄って、一緒に漫画を読んだり。通学途中にあるお寺の墓場で『かくれんぼ』をしたりも、神社の森の奥のほうに段ボール紙で小さな家を作って『秘密基地ごっこ』をしたりも出来ないわけですね。(かわいそ〜)

あと、曲者はこの「ICタグ」ですね。単価が下がれば現在の物流システムに革命をもたらすと言われていますが、色んな危険性も秘めています。

次回に続く〜