閏年(うるうどし)

今年はうるう年でしたね。うるう年を知らない人は居ないと思いますが、西暦2000年のうるう年は非常に珍しい「うるう年」だったことを知っている人はあまり居ないのではないでしょうか?

ご存知のように4年に一度「うるう年」やってきます。

これは地球が太陽を一回りするのが365日では無いからです、実際には365.25日足らずです。(グレゴリオ暦では1年を365.2425日としています。)

実際に1年が365.25日、丁度なら4年に1度「うるう年」を設けてその年だけ366日にすれば、うまい具合にいくのですが、0.0075日足りません(^_^;)。

これでは130年ぐらいすると1日のずれが発生します。

そこで今度は100年に一度(したがって25回に一回)は「うるう年」でない年を設けることにしました。(一年が365.24日ならこれでうまくいくのですが)

365.24×100=36524=(365×3+366)×24+(365×4)

さっきの0.0075日が邪魔です(^_^;)。そこで400年に一度(「うるう年」のない100年周期の4回に一回)は「うるう年」とするのです。

365.2425×400=146097=上の式を4倍プラス1日

要するに西暦2000年は100で割り切れるので100年に一度の4で割り切れるので「うるう年」でない年であるはずなのに400で割り切れるので「うるう年」になった400年に一度しかやって来ない珍しい年だったわけです。

ちなみに「2100年」は4で割り切れるのに「うるう年」ではアリマセン!。