「震度とマグニチュード」

今月の上旬に東海道沖で地震が頻発した。

9月5日の午後7時ごろとその日の夜12時ごろだったがそれぞれマグニチュードは6.8と7.3であった。

マグニチュード7.3と聞いて、阪神大震災マグニチュードもそれぐらいだったのではないかと思った、確か後になってマグニチュードが訂正された記憶があったので数値を覚えていた。実際調べた結果M7.2からM7.3に訂正されていた、正に今回の「東海道沖」地震と同じ値である。

しかも阪神大震災震源地の深さは13kmで今回の震源は10kmである。今回は震源地が海底であったので一番近い和歌山東部や三重南部で震度5弱であったが、これが都心部で発生していたら阪神大震災と同じような被害になっていたのであろうか?

確かにマグニチュード地震のエネルギィを表すもので、実際の人間が体感する被害は震度により変化する。

震度とマグニチュードの違い(関係)を非常に理解しやすい表現があったので紹介しておく・・・(引用・・http://www.tenki.jp/qua/qua1.html

オーディオ装置のスピーカの音量と実際に聞こえる音の大きさで例えると分かりやすい。マグニチュードは音源の大きさ、要するにスピーカの音量である。ボリュームを調整だけで大きくなったり、小さくなったりする。

震度は実際に聞こえる音の大きさ、音源から離れれば小さくなるし、気温や障害物の有無で聞こえる音の大きさは変化する。

実際に震源から地表を地震波は伝わるが綺麗に同心円上の地域は震度が同じではなく地表や断層によって色々を変化するものである。