「とどのつまり」
「とどのつまり」って言葉ご存知ですよね?でもこの「とど」って何?って考えた事ないですか?
言葉の意味としては「いろいろやって、または、煎じ詰めて(行きつくところまで考えて)いった最後のところ」っと意味ですが〜
「トド」ってあの「アシカ」の仲間の「トド?」
実は魚の名前なんですよね。魚の名前は複雑ですね、地方によって随分ちがうし、出世魚のように年齢(大きさ)によって変わる魚もいるし・・・
例えば、「クロダイ」、関東ではチンチン→カイズ→クロダイと変わります。関西ではババタレ→フタツ→マツ→チヌ(最終的にも「チヌ」です、「タイ」でありません。)
※子供のころ(稚魚)の名前は下品ですね(^_^;)
「スズキ」はセイゴ→フッコ→スズキですね(最近?はスズキの上をシーバスと言いますね)
で、「とど」は実は「ボラ」です「キラ(3-4cm)」→「オボコ(6-7cm)」→「イナッコ(10-12cm)」→「イナ(20cm)」→「ボラ(二歳)」→「トド」となります(地方により多少異なるようですが)。
行き着くところまでいって最後が「トド」〜という事で、「とどのつまり」という言葉が出来たわけですね。