50ドル原油

50ドル原油イラク戦争の影響で1バレル50ドルまで原油価格が急騰する可能性が出てきたようです。

古い話で恐縮だが(いつも古い話かな(^_^;))私が自動車に乗り始めた頃70年後半(第2次オイルショック?)で原油価格が急騰して原油価格が20ドルになりそう(友人が「穏健派のサウジアラビア首長国連邦の抵抗も空しく20ドル原油が現実の事となろうとしている昨今・・・」という出だしのラブレターを書いていたのを思い出します。勿論冗談で、ですが・・(^_^;)(笑))としていましたが、あの頃確かガソリンは1リットル120円ぐらいしたのではないかと記憶しています。

原油価格が2倍以上になっているのに、最終消費品のガソリン(他にも色々な用途に使われるが)はあの頃より現在の方が安いのか、ほぼ同じ水準ではないかと思う。

例えば原油の精製技術により「原油」→「ガソリン」への加工費用が画期的に削減させたとか、今までは歩留まりが悪く精製時に「粗悪ガソリン」が大量に出来ていた。などなど色々と仮説を立て調査して見たのだが、これだと言う技術進歩は見つからない。

結局、私の思考範囲の狭さを痛感してしまうこととなった。

変動相場制の導入である。1973年に変動相場制に切り替えた、それまで1ドル360円だったものが急激に250円ぐらいになったと思うが、それが1970年後半ではないだろうか、要するに現在と私は車に乗り始めた頃とは「円ドル相場」に倍以上の差があったのである。