スマトラ島沖地震(インド洋津波)

年も押し迫った時期に大変な事件(?)が起こった。今年日本列島は台風、豪雨、地震と人間の力が如何に自然に対して無力なのかを思い知った一年だったと思っていたら、最後にこれでもかと言わんばかりの自然の怒りである。地震だけは自然破壊とは無縁だと思うが地震だけは文明が進化して予知が可能になっても防ぐことは不可能なのではなかろうか?台風や豪雨など気象災害は将来、防止が可能になると思われるが…
人類の身勝手な行動による自然破壊による異常気象、台風や豪雨などは少なからず因果関係が証明されているであろう。〜首都圏の今夏の異常高温は汐留地区の高層ビルの影響である。〜
人類の自然破壊による異常気象は将来防止出来ると予測できるが、防止出来ない自然の力を見せ付けられた形になった。それに変に気象など自然にムリにメスを入れることによって予想も出来ない自然の驚異を見せ付けられることになりそうで空恐ろしい。
話を戻そう、スマトラ島沖地震である、日を追うごとに被害は大きくなるばかりである、そろそろニュースに出てきているが、今後は海水を浴びた地域の衛生問題が深刻になるであろう、被災地はどこも発展途上国である、そのあたりの問題に迅速に対応出来るとは思えない。塩分を多く含む海水を浴びて腐敗の進行は一挙に早まる、既に数万人の死者が出ているが人間の死体の処理もおぼつかなくなるのではないだろうか、それ以上に動物も死んでいるだろう、魚介類は陸上に打ち上げられて腐敗する、伝染病が発生しないはずがない。
年末、新年に掛けて目、耳を覆いたくようなニュースが次々を伝えられる事になるであろう。地震津波による直接の被害より、二次災害による(伝染病など)死者のほうが上回ることにないよう全世界的な規模で被災地への援助に手を打つべきであろう。〜自衛隊国際貢献が名目なら、現時点ではイラクよりこの被災地に向かうべきではないだろうか〜

いずれにしてもこれが自然の当たり前の姿なのであることを認識するしか我々が成すすべはないのであろう。