ばっかり食べ

最近の若者は食事をご飯だけ食べて、その後おかずを一品づつ食べて行くそうです。
この話を聞いてそんなバカな、っと正直なところ思いました。

こう言う食べ方を「ばっかり食べ」と言い、従来(?)の色々なおかずを少しずつご飯も一緒に食べるのを「三角食べ」とか「四角食べ」とか言うらしい。

ラジオでこの話を聞いたとき、「ばっかり食べ」をしている若者(中学生女子だったかな?)が白米のご飯を完食した後、おかず(これが「塩鮭」でも)を一品づつ食べる、例えば「塩鮭」を食べ終わってから味噌汁といっき飲みする(?!)のだそうである。

ご飯だけ(もちろん白米)だけ食べて美味しいですか?。塩鮭はご飯と一緒に食べるから美味しいのであって〜この子に「イカの塩辛」出したら「塩辛」だけを食べるのかな?〜何でも口の中で色々な味が一緒になるのがイヤなそうである。

しかし、よく考えてみると高級な食事(?)は一品づつ食べることが多い、フランス料理など典型だろう。日本料理でも会席料理、料亭料理なども、一皿食べ終わったころに次の料理が運ばれてくる。「何々のムニエルです」などと食材と料理方法を説明して、どうぞ味わってください、と出してくる。

これは上の女子が言うように「一度に色々な料理を口の中で一緒にするな」っと料理人が言ってるわけで、一皿づつ味わって食べるのが『本来の食の姿』なのでは無いだろうか?
食文化を言う言葉があるが、アジア圏では色々な料理を正に「三角食べ」〜中華料理などは「五角、六角食べ」!〜している。

今、「ばっかり食べ」を毛嫌いする人(大人世代だと思うが〜私もすっかり体だけは大人〜精神はついて来ないが(^-^;))が多数のように聞くが一概に否定するのはドウであろうか?